この道を通って帰路についた。帰り道は3連休最終日なのだから当然ではあるが、渋滞もあった。が、v36スカイライン370GT TYPE-Sでの遠出は一ヶ月以上ぶりである。相変わらず心地よいドライブを楽しむことが出来た。
一巡りして鳥居の下に立ち、真っ直ぐ正面を見る。参道が真っ直ぐ甲府駅に向かって3Km近くも続いているだろうか。両脇にはちらほら咲き始めた桜の並木が続き、途中には山梨大学のキャンパスも広がる。なかなか素敵な町並みである。
拝殿の脇のほうには「武田水琴窟」があった。手前の竹筒に耳をあてると高い琴の音に似た高い水音が響いていた。その昔、武田の姫がここで耳を傾けたとのこと。なんだかぞくぞくしました。
左手には立派な能楽堂、その前には立派な鶏が歩いていました。
門前には左近の桜。右近の橘もあったのだが、何故かこちらはまだ低木で、写真に納めるほどではありませんでした。
昇仙峡を出てもまだ午後4時前であり、せっかく甲斐の国にやってきたのだから武田信玄ゆかりの場所にも行ってみようと思いカーナビで検索すると武田神社がそう遠くないことがわかった。県道7号6号と駆け(6号は山の手通りというらしい)、武田という名の交差点で左折し武田通り(県道31号)に入った。正面に鳥居が見え、両脇が無料駐車場であった。門前には堀があり、旧武田家屋敷跡であることをうかがわせる。
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一時間も歩いた後なのにマイナスイオンを吸収して元気になった気がして峡谷沿いから県営駐車場まで駆け上がってしまった。駐車場でゼーゼーしていると客待ちのタクシーに恰好のカモに見えたのか声をかけられた。天神森の市営駐車場まで¥1,890-(駐車場の看板に書いてあった)のところ¥1,500-にしてくれるというので乗せてもらうことにした。
地図には無いけど大仏岩。
ここからは吊り橋の三連発。「有明橋」。「愛の架け橋」「「羅漢寺橋」。
次は松茸石と五月雨岩
まずは亀石と豆腐岩
下方に記したURLの地図にある名前と照らし合わせながら見てください。
下方に記したURLの地図にある名前と照らし合わせながら見てください。
腹ごしらえが終わると昇仙峡を歩いてみる気になったので、もう一度長澤橋近くの天神森の市営駐車場まで戻り車を置いた。駐車場にはトテ馬車と呼ばれる観光用の馬車の馬がいたが、写真を撮るだけでも有料だそうなので、撮影はパス。駐車場から先ほどはv36スカイライン370GT TYPE-Sで駆けた峡谷沿いの道を一時間ほどかけて県営駐車場まで歩いた。途中、いろいろな名前の付いた川の流れの中の岩や、山頂の巨岩を眺めながらマイナスイオンを体一杯に吸収した。
店の名は「轟屋」。帰りには手作りの豆腐を揚げた厚揚げと、ご夫婦が朝早く山に入り採ってきた椎茸をお土産に買った。
店は初老のご夫婦で切り盛りしていたが、明るく清潔感もあり店の庭には野鳥も遊びに来ていた。ヤマガラという鳥であることをお店のおばさんが教えてくれた。他の種類の小鳥もたくさん来るそうだ。
下の下段の写真の奥に屋根に「そば処」と書いた建物がある。(写真を拡大して見てください)そこへ入りおろし蕎麦を食べた。食べる前は¥1,500-で、「ムム--ちょっと高いか?」と思ったが、山菜の味噌漬け、沢庵などもつけてくれ、ボリュームもなかなかであり大満足であった。写真を撮っておけば良かったと思ったのは食べた後だったのでイラストにしてみました。
県道7号を進み途中から右折し県道112号を行くと荒川ダムがある。ダム湖は能泉湖というが、なかなかの絶景である。
美術館からもう少し北上すると無料市営駐車場があるが、荒川を挟んでロープウェイの乗り場もある。
影絵の森美術館は藤城清治氏の影絵が常設されているほか、今は山下清や竹久夢二の作品も展示されていて1時間以上の時間を費やしてしまった。(上の写真は壁紙として美術館HPからダウンロードできます。)
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甲府昭和ICで中央高速を降り、国道20号を少し下り県道20号・101号と北上し、途中で荒川を渡り県道7号をさらに北上した。長澤橋を渡ったところで峡谷沿いを進む昇仙峡ラインと山を迂回する県道7号は分岐していて両方とも昇仙峡上流で合流するのだが、どちらを進むか少々迷った。
(昇仙峡の地図はこのURLでどうぞ→
結果、峡谷沿いの昇仙峡ラインを進んだが、途中の工事中の場所などはかなり道幅が狭くなっており、車を停めて写真を撮ることも出来ずに影絵の森美術館へ着いてしまった。