2010年10月17日日曜日

2010/10/16-17 袋田の滝&偕楽園

(↑いつもどおりに1投稿毎に下から上に読み進ん でください。)偕楽園を後にして、北関東自動車道の水戸南ICから高速に入り一路東京三鷹まで。約2時間。今回はいつもより少したくさんの人を載せて駆けたV36Skyline 370GT Type-Sだったけど、いつもどおりの快適なドライブでした。
庭の休憩処と赤く色づいた樹々。
楼から眺めると、広い芝生と満開の秋桜が見えた。
急な階段を登ると楽寿楼。床の間の脇には丸い富士見窓。枠は漆塗りであった。
奥殿と茶室を結ぶ小室への奥殿側出入り口の華燈口。
萱葺の屋根と庭園も樹木の佇まいも見事である。
                          桜の間
                          萩の間                         
                          梅の間
                          竹の間
                          松の間
                          紅葉の間
                          つつじの間
                           桃の間
                            菊の間
好文亭は徳川斉昭によって1840年代に建てられたが、1945年(昭和20年)に戦災で消失。1958年に一度再建された。1969年に落雷で再消失。1972年に再再建されたのが現在の建物である。しかし、各部屋を彩る襖絵は今も見事である。うち何枚かをどうぞ。
偕楽園はあまりに広いため、今回は好文亭に絞って見学することにした。水戸「偕楽園」は岡山「後楽園」、金沢「兼六園」と並ぶ日本三公園のひとつである。今回は日本三名瀑に続き日本三○○に縁がある。好文亭の名前の由来は、偕楽園に多く植えられている梅の木のことを好文木(こうぶんぼく)ということによるらしい。梅の木を何故好文木と呼ぶかは晋の国の故事に因んでいるそうだ。興味ある方は調べてみてください。
17日は国道118号を戻り、常磐自動車道をくぐって通り過ぎ、偕楽園へ駆ける予定だ。宿の仲居さんの見送りで出発した。おっと、仲居さんが涙で見送ってる?いや、勘違いでした。
部屋の中はアンティーク調家具で落ち着いた雰囲気で、露天風呂付き。ちょっと贅沢してしまった。露天風呂が二種類あるのは4人で二部屋とったから。
宿泊は袋田温泉「思い出浪漫館」。http://www.roman-kan.jp/
部屋から見ると、こちらも淡い秋色に色づいた木々と、渓流沿いには露天風呂の目隠しの簾なんともいえない風情を醸しだしている。
だが、滝へ向かう久慈川の支流、滝川沿いの方はほんのり色づき始めており、それなりに美しい紅葉であった。
四季の中でも秋の紅葉が美しいことは特に有名であるが、今回は滝周辺の紅葉には少し早かったようである。
袋田の滝は「四度の滝」とも呼ばれている。そう呼ばれている理由には二つの説がある。流れが4段になって落ちる様子からという説と、四季に一度ずつ、4回来て眺めてみないとこの滝の良さがわからないからという説だそうだ。4段になって落ちる様子は、上の写真でわかるだろうか。
袋田の滝は「華厳の滝」「那智の滝」と並び日本三名瀑(にほんさんめいばく)のひとつとされている。駐車場から土産物屋の並ぶ通りを抜け、観瀑台(かんばくだい)までの有料のトンネルを抜けると、そこには想像以上の迫力で滝が目前に迫ってきた。
10/16から一泊で袋田の滝へ行き、17日の帰りには水戸「偕楽園」によって帰った。今回は東京都三鷹市をスタートし、高井戸ICから首都高速4号新宿線に入り、西新宿JCTからは初めての首都高速中央環状線の長いトンネル(通称山手トンネル)を西池袋方面へ駆けた。この道路は今年の3月に東名から中央高速、東北道、常磐道に至るまでを結ぶ環状線として開通した。板橋JCT、江北JCT、小菅JCTを通り、首都高速6号三郷線を経て、常磐自動車道へ抜けるルートを使ったのであるが、土曜日の午前中という渋滞しても良さそうな時間帯であるにも関わらず順調に駆けることができ、この道路は首都圏交通の混雑緩和には大いに役立っていると思われた。常磐道は那珂ICで降り、久慈川と絡み合うように抱こうして走る国道118号で袋田まで行き、国道461号を右折、宿泊する「袋田温泉 思い出浪漫館」から県道324号を通り袋田の滝へ到着した。
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