ここは映画「ウォーターボーイズ」の実話の舞台であった埼玉県立川越高校のすぐ隣に位置している。1457年に扇谷上杉氏が太田道真・道灌に命じて江戸城と同時に建築させたものだそうである。平成20年10月からいったん休館して大改修を実施し、平成22年3月に再公開して先月末までは無料公開していたそうです。(残念!当日は入館料100円でした)
桜には一週間ほど遅い季節でしたが、正面左手のしだれ桜はまだきれいに咲いていました。室内の襖は紙ではなく板張りに絵が描かれています。
江戸時代は幕府重臣の居城であっただけあり、鬼瓦には葵の御紋。
当時の男性用厠だそうです。
本丸御殿を出て、市街地の駐車場へV36Skyline370GT Type-Sをコインパーキングへ停めて大正浪漫夢通りという通りへ出た。川越は市街地への観光客が多いせいかコインパーキングがとても多い。
通りの名称どおり、大正時代を髣髴とさせる建物の店舗が軒を並べている。
大正浪漫通りのつきあたり、もうすぐ「蔵づくりの町並み」と言われる商店街へ入る手前で昼食に入った。
「おはな」という玉子料理のお店です。
食べたのは「玉子焼き御膳オハナ編」。玉子焼きはたこやしょうがが入ったふわふわで、ちょっと明石焼きのような風味。さらに特筆すべきは写真左上の茶色の器、牛すじの煮込みである。ベースは赤だし味噌のような気がしました。この、ちょっと濃い目の味の煮込みをつゆごとご飯にぶっかけて食べるのである。まずいはずがない。
蔵づくりの町並みの商店街では、こんなオブジェがお出迎えです。
結構な交通量の道路の両脇に蔵づくりの商店が続く。先ほどの大正浪漫夢どおりとはまた違う、雰囲気である。車が通っていなければ籠や飛脚が行き交っていてもおかしくないような感じです。
蔵づくりのお菓子屋さんの一軒「亀屋」さんに入ってみたら、きれいなかわいいお菓子がたくさん並んでいました。
なんだか懐かしい感じです。
お寿司ではありません。飴です。
通りでは、こんな格好で傘を売る人も。
通りからはこんな小洒落た小路が何本も脇へ続きます。
上の小路にあったうどん屋さんの前にあったオブジェ。
通りからの脇道に見える「川越 時の鐘」。
夕方近くなってくると蔵づくりの町並みの通りも渋滞してきました。
そろそろ帰ることにしました。
以下、買って帰ったお土産の紹介です。
亀屋さんの「さくらシュー」
蔵づくりの町並みの中の「小江戸黒豚」のお肉とその加工品を売るお店「Mio Casalo」。
Mio Casaloで買ったポークジャーキー、黒胡椒ウィンナー、シュヴァインス(あら挽き肉入りソーセージ)です。
蔵づくりの町並の中の箸専門店「遊膳」で買った五角形のお箸。
もともとは京都のお店ですね。
首都圏の中、意外に近い場所にこんなところがあるのだなと思わせる場所でした。他にも喜多院という有名なお大師様や大きなお祭り、美味しいお店やお土産もたくさんあるようでした。たくさん歩くつもりで来ると、もっと楽しいかもと思いました。
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