泊まりは長野駅善光寺口を出て北に数百メートルの「ホテル ナガノアベニュー」にしました。ロビーも明るく、部屋も小ざっぱりと清潔感のある気持ちの良いホテルでした。大浴場もあり、満足な一夜でした。
12/16朝、ホテルの北側にある南八幡川沿いの遊歩道を歩いて善光寺まで歩くことにしました。
りんごの花と果実をあしらった長野市のマンホール。
善光寺の表参道、中央通りには約1.4kmの桂並木が続いています。
表参道の途中には北野文芸座という寄席や歌舞伎などを催す劇場がありました。
両脇の仁王像が荘厳な善光寺仁王門です。
仁王像は高村光雲と米原雲海の作です。実は門の背面には、囲いと暗さのせいで撮影はできませんでしたが、同じ両者の作品である三宝荒神、三面大黒天が安置されています。仁王像とは対照的に極彩色でした。
仁王門から山門まで続く仲見世通り。ちょっと浅草の仲見世通りの雰囲気もあります。
山門をくぐると右手にはお地蔵様が並んでいます。奥の少し大きめのが「ぬれ仏」と呼ばれる大仏地蔵、手前の六体は「子育て地蔵」として信仰されている六地蔵です。
国宝、
善光寺本堂です。
ちょうど境内に鐘の音が響き渡りだしました。「日本の音風景100選」にも選ばれている、お腹の底に染み渡るような鐘の音でした。鐘つき堂もめずらしい六柱のお堂です。
経蔵の屋根は桧皮葺きで、頂には宝珠を載せています。蔵の中には八角輪蔵というお経をしまう腕木を押して廻すことができる大きな庫があるそうです。腕木を押しまわすことで全てのお経を読んだのと同じご利益を得られると言われているそうです。
善光寺裏手から戸隠方向の山を見ると、低い雨雲が垂れ込めています。山頂のほうは雪かもしれません。
新幹線まで少し時間がありそうだったので善光寺の隣にある東山魁夷館へ行ってみました。中は撮影禁止なのでお見せできません。
長野駅前の街灯の上の鳩たちも寒そうに丸まっています。長野はこの冬一番の低気温だったそうです。温泉にでも浸かりたいところでしたが、帰路につくことにしました。
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