2014年10月13日月曜日

2014/10/12 京都嵐山 竹林

用事があって大阪へ行き、少しまとまった空き時間があったので
京都の嵐山へ行ってみました。
梅田から阪急電車に乗り、桂駅で1回乗り換えて嵐山へ到着。
阪急嵐山駅前は少しだけ紅葉が始まっていました。
桂川の水は静かに流れ、
水面に向こう側の景色が映り綺麗です。
 渡月橋は155mもある木造の美しい橋です。
 堰の上流には屋形船が浮かび、風情豊かな景観です。
 最近は多くの観光地で人力車を見かけますが、
殊更に嵐山には似合っているような気がします。
 とは言え、空腹な私は風情もへったくれもなく、
橋の袂の「渡月亭」で昼ご飯。
一品一品に手間をかけた美味しい御飯でした。
渡月橋から北、天龍寺へ向かう道は
たくさんのお土産屋さんが並んでいますが、
休日なのでけっこうな人出です。
野宮神社に向かう小道に入ったところのもみじは
まだ紅葉していません。
この辺りから両脇に竹林が始まります。
竹林に和装の女性が良く似合います。
覗き込むと、結構深くまで竹林が続きます。
時折通る人力車もこの風景に溶け込んでいます。
竹林の道の途中「野宮神社」には
舞妓さんが少年を連れてお参りに来ていました。
野宮神社は源氏物語にも登場する
由緒正しい神社です。
後で知ったのですが、上唇に口紅をさすのは一年以上の舞妓さん、
顔の左側に垂らすような髪飾りをするのは一年未満の舞妓さん、
この写真のような両方という場合の多くは観光用の貸衣装の方だそうです。
「野宮じゅうたん苔」と呼ばれ有名な野宮神社の苔の庭園。
芝生のように見えますが、一面の苔です。
実物は芝生より柔らかい見た目です。
大黒天も祀られています。富の神様なので、礼拝。
境内に「白福稲荷大明神」さんも。
お狐さんがたくさん。
野宮神社横では人力車も待機しています。
着物の女性が渡るJR山陰本線と嵐山トロッコ列車の踏切。
絵になります。
 この界隈は和服で歩く女性をよく見かけます。
野宮神社奥に向けて竹林の姿も深みを増します。
この後数枚は嵐山の竹林の姿を堪能してください。
裏門から天龍寺の境内の庭園に入りました。
嵐山を背景に。

池の錦鯉と紅葉が綺麗です。
紅葉が池に映ります。
境内に生えるスギゴケの一種。
一面にはじける小さい緑の花火のようです。
こちらはシラガゴケの一種。
細葉翁苔(ほそばおきなごけ)と呼ばれているそうです。
地上に展示してあった鬼瓦。1m四方くらいでしょうか。
屋根に上がっているのはこんな感じです。
山門近くにあった千代紙のように色づいた紅葉(もみじ)。
天龍寺を出て京福嵐山線の駅まで戻ってきました。
京福嵐山駅構内には京友禅の柄を柱状にし、
内側からライティングしてあり、とても綺麗です。
が、京福線には乗らず、阪急嵐山駅に戻りました。
照明が電車の車体にも映り、こちらも情緒たっぷりです。

実は初めての京都嵐山でした。
台風前にもかかわらず、強引に立ち寄ったのですが、
まだ時期尚早と期待していなかった紅葉が見られたり、
お参りする舞妓さんと出会えたり、
良い旅となりました。
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