もう一度湯の湖に戻った。先ほど見た男体山が湯の湖の凍った湖面の向こうに見えた。帰り道が凍りつく前に、第一いろは坂を降ることにした。いろは坂は登りが第二、降りが第一の一方通行となっている。これは1965年東京オリンピックの翌年からであり、それまでは対面通行で、大型車はカーブではすれ違えない状態であったそうだ。お土産には日光名物・湯葉と、最近、栃木出身のお笑いタレントのおかげでにわかにメジャーになった栃木名物レモン牛乳を買った。
中善寺湖畔の男体山登り口にある日光二荒山神社にある竜の頭の形の手水場も凍りついていた。
竜頭の滝の手前には観音様を祀った社とお地蔵様がありました。
竜頭の滝からは遊歩道で流れを遡れるが、積雪した道は結構ハード。途中には登山者向けに緯度・経度を標したこのような標識もあった。
中禅寺湖畔へ戻る途中で竜頭の滝へ。滝の流れが竜の口の左右の髭に見えるとか。。見えなくもないか。。
戦場ヶ原あたりから見上げた男体山。冬以外の季節には中禅寺湖畔の日光二荒山神社から日帰りで登山できるというが…。
戦場ヶ原あたりの日本ロマンチック街道。
湖畔に在った石仏と馬頭尊。
温泉の湧き出し口あたりでは湯気もあがっており、水面下には大きな黒い魚影も見えた。たぶん鯉か?湖面では鴨がうつらうつら。水鳥も温泉は気持ち良いのかな?
湖の中の木の杭の周りには、融けだした氷が創り出した芸術があった。
日光宇都宮道路の終点、清滝I.C.で降り、国道120号(清滝バイパス・日本ロマンチック街道)を駆けた。途中、第二いろは坂を登り、明智平展望台を通過し、中禅寺湖畔へ抜けた。このあたりまで行くとすっかり積雪していた。菖蒲ヶ浜から一気に湯の湖まで走り、湖畔へ降りてみた。この国道120号(日本ロマンチック街道)は、湯の湖からさらに山を登り金精峠を抜けて菅沼・丸沼を通り、白根温泉、群馬県沼田まで抜けられる道路であるが、冬季はこの湯の湖までで通行止めとなってしまう。湖面は凍結しているが、湧き出る湯元温泉のおかげで一部水面が現れており、そこには水鳥が集まっていた。
東北自動車道を宇都宮I.C.で分岐し、日光宇都宮道路に入る。車の量は東北道でも大した量ではなかったが、日光宇都宮道路に入り一段と減り、ドライブは快適なものであった。路面に雪は無かったが、陽のあたらない部分では光っている部分もあり、凍結している部分もあるようだ。ノンストップで駆けて来たので日光口P.A.でちょっと休憩。日光山系が雪景色で目前に迫っていた。
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今回は【番外編】として奥日光編を投稿します。何故【番外編】なのかというと、このドライブはV36 スカイライン 370GT TYPE-Sではなく、友人のインプレッサWRX STIで駆けてきたからです。奥日光は積雪していてSTIの4輪駆動+スタッドレスタイヤの威力が遺憾なく発揮され、東北自動車道では私にとって久々の TURBO車の加速も心地よいものでした。残念ながら車の写真は掲載しませんが、私にとってお気に入りの1台となりました。もし、贅沢にも「もう一台」が 許されるなら、雪道ドライブ用として是非。。。