2009年10月17日土曜日

2009/10/17 秩父

いつもどおり下の写真から上の方へ読み進んでください↑

これではいつ土砂降りにならないとも限らないので、そろそろ退散することにした。帰りには「道の駅 秩父」へ立ち寄り、秩父名物の“おっ切りこみ”(どちらかというと群馬県の方が有名か?まぁ平たいうどんのようなもの)と蕎麦を買って帰った。下の写真の場所から家までは直線距離でも100km以上。行程でいうと往復で340kmほど駆けたことになる。スカイラインv36 370GT Type-Sで駆ける時間は私にとって最上の時間である。次はいつかな?



秩父 三峰神社から見た紅葉と渓谷 と、思ったら空は明るくなったけど、逆光で山は殆ど見えなくなってしまいました。

秩父 三峰神社から見た紅葉と渓谷 山の表情は少しの間でどんどん変わっていく。あっという間に山々の上に怪しい雲が広がってきた。


秩父 三峰神社から見た雲取山、三ツ山方面 舗装された道路の最終地点、三峰神社の駐車場を少し過ぎたあたりでスカイラインを停めた。雨で霞んで見えないかと思ったが、折り重なる沢の奥にかろうじて見えた。左が雲取山、右が三ッ山あたりであろうか。雲取山は頂上が東京都・埼玉県・山梨県の県境の交わるところであり、東京都の中では最も標高が高い所である。学生時代に友人と登り山小屋に一泊した時には頂上で、「ここなら三つの県の間を一瞬で移動できるなぁ」などと馬鹿なことを言ってはしゃいだことを思い出した。その時は東京都側の奥多摩湖のあたりから山に入ったが、ここはちょうどその真反対側である。

秩父 三峰神社に上がる県道278号のヘアピンカーブ 神社まで登る道は、時には対向車とすれ違えないほど狭くなっていたり、ヘアピンカーブの連続があったり、運転が嫌いな方にはちょっと難コースかもしれない。が、私にはなかなか楽しいコースである。途中小雨が振り出し、路面がすべりやすくなってきているのを感じながら駆けていると、案の定ヘアピンの連続部分ではセンターラインを無視した、運転大好きな人たちのタイヤ跡が黒々と路面に残っているのである。
秩父湖紅葉秩父湖紅葉 車の中にもりんごのよい香りをさせながら、さらに西へ向かうことにした。道の駅からの道のりでは30km弱、途中からはかなりの山道であるため時間では1時間弱かかるであろうか、三峰神社の方まで足を伸ばしてみることにした。大滝温泉を過ぎて彩甲斐街道から離れ秩父往環道に入る。秩父湖の直前で片側交互通行のトンネルの信号待ちとなる。車一台がぎりぎり通れるトンネルの中に入っていくとトンネルの中にY字路の分岐がある。それを左に進むと二瀬ダムの上に出る。重力式アーチダムの上の湾曲した道を反対側に抜けた。車の中からは全く景色は見えない状態で進むが、ダムの高さは95mもあるそうだ。そこからはのぼりの山道がつづく。途中ダム湖の対岸の山の紅葉がきれいであった。最盛期にはほんの少し早いようだが、それなりにきれいであった。


秩父 道の駅「あらかわ」近くのりんご畑
秩父 道の駅「あらかわ」近くのりんご畑 「道の駅 あらかわ」のそばにはりんご畑があり、甘酸っぱい、よい香りがあたりに漂っていた。小さなテントで店を出していた農家の方に、畑に入って写真を取らせていただいた上にりんごもいただいてしまった。
秩父 道の駅「あらかわ」秩父鉄道 秩父ミューズパークを出て国道140号「彩甲斐街道」に戻って、さらに甲斐・山梨方面に進んで行った。秩父鉄道が左手だったり右手だったり何度か交差しながら何kmか行くと道路に「道の駅 あらかわ」というゲートがかかっている。入ってみることにした。秩父鉄道の写真は何度目かの交差の踏切待ちでフロントガラス越しに撮ってみました。タイミングが悪くて警報機と車両の先頭が重なってしまった。2両編成のかわいい鉄道であった。

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秩父ミューズメントパークの紅葉
秩父ミューズメントパークの紅葉
秩父ミューズメントパークの紅葉







秩父ミューズメントパークの紅葉
秩父ミューズメントパークの紅葉
どんどん先を行くと「秩父ミューズパーク」に行き着いた。ここは音楽堂、野外ステージ、流れるプール、波のプール、テニスコート(約50面)、フットサルコート(1面)、カートコース、パターゴルフ、グランド(野球・サッカー可)、レストランにコテージと宿泊・スポーツ・文化・レジャーなんでもありの上に秩父の山奥にあるわけなので当然自然は一杯という場所なのである。今回はそういう目的できていないので、駐車場からぶらぶらと歩きながら、里より少し早い紅葉を見て歩くことにした。解説はなしで写真でお楽しみください。
秩父のコスモス畑とv36スカイライン もう少し先の小川と道路の間にはコスモス畑。

秩父 トトロが棲んでいそうな巨木 後ろを振り返ってみると、今度はトトロが住んでいるか、神様が宿っていそうな巨木が…。
秩父 庚申塚 珍しく写真なしでたくさん書いてしまった。国道140号を秩父鉄道や荒川に沿いながら、川の流れを逆流する方向に駆ける。 途中、「和同開珎」で知られる和銅の産地であった和銅黒谷を過ぎたあたりで右折して荒川を渡ってみた。大好きな田園地帯に出た。道路沿いに「庚申塚」がたくさん集められているところを発見。なんでこんなに集めたのだろう?そもそも「庚申塚」ってなんだ?などと思いつつパチリ。

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曇り空であるためか、前の週が3連休であったため今週は家でのんびり過ごしている人が多いためか関越道は順調に流れていた。花園I.C.で出て 国道140号を駆ける。通称「彩甲斐街道で」である。言うまでも無いが“彩の国”埼玉県と“甲斐の国”山梨県を結ぶ道路である。途中に有料のバイパスができていた。皆野寄居バイパスである。途中の電光掲示には次のような利用を促すためと思われる文句が流されている。(記憶なので細部まで合っているかどうかは自信がないが…、)
「急がなくても早い道。距離で5Km、時間は15分短縮」
え?と思うのは私だけであろうか。このバイパスは自然への配慮もあり、その殆どの行程がトンネルである。走ってみると10Kmほどの長さの道路であり、所要時間は10分弱であるから、距離で5Km、時間は15分短縮は比率としては大きいけど…。でも、総工費は、トンネルだし少なくとも数百億円かぁ。調べてみると、バイパスが無かった頃のこのあたりの国道140号は週末にはかなりの渋滞であったとする記事もあり、まあ必要な道路であったのだろう…。でも、さらに4車線化工事中かぁ。土曜日なのに前後見える範囲で数台ずつしか走っていないし、料金も片道普通乗用車で410円もするせいか地元車やトラック等の営業車は殆ど国道を迂回しているように見える。民主政権もここまでは目が届いていないのか、それとも本当に必要なのか…。

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関越道を駆けた。秩父へ紅葉を見に行く。完璧な紅葉にはまだ早いかもしれないと思いながらアクセルを踏んだ。スカイラインv36 370GT Type-Sは今日も快調だった。
思えば、関越道は昔と比べると利用しやすくなったものだ。以前は首都圏につながる高速道路で唯一孤立している感があり、一般道を走り練馬I.C.から入る以外に方法がなかったのだが、今では東京外環道で首都高速・東北道・常磐道とつながり、圏央道で中央高速とつながっているのである。練馬I.C.で出入りする車はかなり減少したものと思われる。当初は練馬I.C.から首都高への直結ルートが予定されていたが、経路上の住民が大気汚染や騒音等の問題で反対して中止されたと聞く…。