2011年8月10日水曜日

2011/08/10 軽井沢・小諸 後編












 後編の最初は軽井沢から小諸へ向かうちょうど中間点あたり。中軽井沢よりは小諸寄り、御代田よりは軽井沢寄りの信濃追分というところに堀辰雄文学記念館がありますが、そこからです。
 「風立ちぬ」「菜穂子」「美しい村」等の、あの堀辰雄です。軽井沢は作品の中にもよく出てきますが、実際に住居も別荘も軽井沢に持ち、晩年はこの記念館の場所に住んでいたようです。
 軽井沢は多くの文人のゆかりの地ですが、堀辰雄も室生犀星や川端康成等多くの文人と軽井沢で交流があったようです。写真の奥の掛け軸の書は川端康成が新築祝いに書いて贈ったものだそうです。手前の籐の椅子とテーブルのセットは女優の高峰三枝子さんかららしいです。

 記念館では住居以外に常設の展示館と管理棟にある企画展示も観れます。
 庭には四畳半ほどのこじんまりとした書庫も建てられています。この書庫は堀辰雄が亡くなる10日前に完成したそうです。
 記念館の次は10kmほど駆けて小諸城懐古園へ行きました。
 小諸城二の丸跡。徳川秀忠(徳川二代将軍、NHK大河の「お江」の3回目のご主人)は関ヶ原の戦いに中仙道経由で参戦しましたが、向かう途中にはここで逗留しました。
 懐古園脇にある小諸義塾です。島崎藤村はここで教師をしていたそうです。
 小諸城の展望台からみた千曲川です。藤村はこんな景色を見ながら「千曲川旅情の詩」や「小諸なる古城のほとり」等の詩を書いたのでしょう。
 懐古園内には島崎藤村の「藤村記念館」もあります。
 昔、懐古園内には横山祖道という、左の写真の中の写真の僧侶がいたそうです。22年間もの間、雨風にかかわらず毎日ここに立ち、説教のかわりに草笛を吹いていたそうです。ボタンを押すと、当時の草笛の音が流れます。。
 園内にあった樹齢500年以上の欅の木です。関ヶ原の戦いの頃にはもうここで樹齢100歳近くで生えていたわけで、そう考えると「ううむ…、恐れ入りました」と一枚撮らせていただきました。
 最後に今回の弾丸ツアーで手に入れたものです。
ベジハーブディップ。
マヨネーズとチーズベースのハーブなどがミックスされたディップです。セロリやきゅうりなどつけて食べると美味しそうです。
柚子醤油味の軽井沢ドレッシング。
EVENING PRIMROSE軽井沢店のチーズの菓子。
 信州地ビールOH!LA!HO!(お・ら・ほ)
 信州に行って“そば”は、はずせません。今回は八割そば。
 こちらも定番。野沢菜です。











暑い日でしたけど、快適ドライブできました!

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